“人と建物を支える” それがフロントの仕事
マンション管理の現場で、日々多くの人と関わりながら、建物の安全と快適な暮らしを支えているフロント社員。今回のインタビューでは、転職して5年目の40代男性フロント社員に、仕事のやりがいや日々の業務について語ってもらいました。
まず、当社の特徴や魅力について教えてください。
当社の事業は、管理受託しているマンションの管理組合からの管理委託料が収入のベースになっています。そのため、景気の変動に左右されにくく、安定した経営基盤があることが特徴です。私自身、転職してこの会社に入りましたが、他業種と比べても経営の安定感が高いと感じています。
働きやすさの面ではどうでしょうか?
ここ2、3年で、会社全体として残業時間の削減に本気で取り組んできました。DX化を積極的に推進し、業務効率の向上を図ることで、社員の負担を減らしています。その結果、以前に比べて残業が大幅に減り、家族との時間がしっかり取れるようになりました。
特に、子供の学校行事への参加がしやすい環境が整っているのは、大きな魅力です。入学式や卒業式、体育祭、文化祭など、大切なイベントの際には有給休暇を取得しやすく、家庭と仕事の両立がしやすいと実感しています。
会社の雰囲気についてはいかがですか?
本社では社長や役員も同じフロアにいるため、日常的に会話ができます。特に管理業務では、トラブル対応が求められる場面もありますが、報連相がスムーズにできる環境なので、迅速に対応できるのが強みです。
また、役職者同士だけでなく、社員全体のコミュニケーションも取りやすいと感じています。業務の相談はもちろんですが、日々の雑談を通じても関係性を築ける風土があり、これは当社の良い文化の一つだと思います。
昨年は会社設立30周年を迎えましたね。
そうですね。30周年を記念して、社員旅行を実施しました。緊急対応も業務の一環なので、社員全員が一度に行くことは難しく、2班に分けて台湾へ行きました。異なる班になった人とは一緒に行けませんでしたが、「また別の機会に一緒に旅行できたらいいな」と感じるくらい、社員同士の距離が近い会社だと思います。
近年、カスタマーハラスメントが社会的に注目されていますが、貴社ではどのような対応をされていますか?
近年、カスタマーハラスメントが社会的に注目されていますが、貴社ではどのような対応をされていますか?
カスタマーハラスメントは、マンション管理の現場でも大きな課題の一つです。当社でも、長時間の電話を何度もかけてくる方や、これはカスハラじゃないかという行為や言動を受けるといったケースがあります。また、時には本当に当社の社員のミスによる苦情もあります。しかし、当社では、電話を取った社員や現地で直接ハラスメントを受けた社員に、そのまま対応を任せることはしていません。必ず上席者や、場合によっては役員が対応します。社員一人で抱え込ませるのではなく、会社全体で対応するという姿勢を貫いています。
報告体制について教えてください
人間はどうしても悪い話ほど報告しづらいものです。しかし、それをため込んでしまうと、社員本人が精神的に参ってしまうだけでなく、会社の健全な運営にも影響を及ぼします。そのため、当社では「悪い話ほど早く報告する」ことを徹底しています。
何か問題があった場合、社員がすぐに上席者に相談できる環境を整えています。また、報告を受けた上席者も、必要に応じて役員や顧問弁護士と連携し、社員が安心して働けるようにサポートを行っています。これにより、社員個人に過度な負担をかけることなく、適切な対処ができる体制を確立しています。
最後に、今後の目標や、応募を検討している方へのメッセージをお願いします。
当社は、マンション管理という業界の中で、より働きやすい環境づくりに取り組みながら、成長を続けています。これからもDX化を進め、業務の効率化と働きやすさの両立を目指していきたいですね。
仕事を通じて、社会の役に立ちたい、長く安定して働きたいという方には、最適な環境がある会社だと思います。ぜひ、一緒に働きましょう!